複雑に絡み合うミャンマーの国際関係
複雑に絡み合うミャンマーの国際関係
ミャンマーは、中立的立場を基本方針にしている国になり、
1997年にASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟しています。
国内の人権や政治問題のために、欧米諸国とは対立関係にあり、
経済制裁を受けている状況にあります。
ここでは、そんなミャンマーの近隣諸国と日本との関係について説明していきます。
近隣諸国との関係
ミャンマーは、文化的影響も受けているインドや中国とは良好な関係にあります。
インドとは経済的な結びつきが強く
、ミャンマーからインド洋への進出を目指している中国からは経済的な支援を受けています。
また、一時は国交を断絶していた北朝鮮との関係も改善しつつあります。
このように、ミャンマーは、近隣諸国との関係は比較的良好だということができます。
日本との関係
ミャンマーと日本は、1954年の平和条約締結以降、友好な関係を築いてきています。
日本の「軍艦マーチ」の旋律が、ミャンマーの軍歌に流用されていることからも、
両国の結びつきの強さが伺えます。
2012年には、日本政府はミャンマーの大々的なインフラ整備を請け負いました。
このインフラ整備は、誘致された日本の企業が行っていきますが、
これによりミャンマーの経済発展が期待されています。